これから何が起こったのかについてお話したいと思います。

アウトブレインはタブーラによる買収を2019年の10月に合意しました。

• タブーラは、私たちにとても似た素晴らしい方々にお会いし、とても質の高い時間を多く過ごさせていただきました。
• 2019年10月時点の合意には、買収に向けて12ヶ月間という期限があり、その期限を迎えようとする今、両社は別々の道を選択することに至りました。
• プロセスの一環の中で両社は財務情報について交換をいたしました。
  両社の相対的な財務状況を鑑みて、弊社は元々のディールが経済合理性において理にかなわないものになっていると判断いたしました。
  弊社は元々のディールであった、同額の株価での株式資本の30%の株式及び2.5億ドルの支払いを選択することもできましたが、弊社の株主は、両社の相対的な価値貢献を鑑みると、それらの支払いは、本買収によって弊社が得ることができるベネフィットの対価として高すぎるものであると考えました。
  あくまでもこの決断は、感情的な衝突や、両社のカルチャーの違いから来たものでは全くなく、データに基づく判断です。

• アウトブレインに対して深い敬意を持っているが故に、アウトブレインによる弊社への経済的貢献に合致する相応分の株式分のみ（しかし当初のディールより少ないエクイティ）、または株式及び現金（しかし当初のディールより少ない金額）でのディールを試みました。しかし残念ながら最終的に合意には至らず、買収しないことを決定致しました。

弊社はダイナミックな業界にいるがゆえ、だからこそダイナミックな意思決定をする必要がございます。

弊社はデータドリブンの業界にいるがゆえ、だからこそデータに基づいた定量的判断を行う必要がございます。

もし何かがうまくいかなかったり、またそれが理にかなわない場合、弊社は予定していたことを行わない、という決断を迷わず行います。

同時に、何かうまくいっている時、弊社は誰よりも早く、より良い結果を導きだします。

私は個人的にアウトブレインのチームが好きで、私たちの友人たちに対して心の底から今後の成功を願っています。今回の案件がビジネス上での決定であったことでありながらも、このポジティブな思いはアウトブレインチームに対して持ち続けます。

一方で、タブーラがいる市場、オープンウェブの世界、ジャーナリズム、そして広告主様はこれまで以上に弊社を必要としています。タブーラは私たちのお客様とパートナー様をサポートするために必要なものを全て持っております 。 世界で最も優れたテクノロジー、パートナー様の成功に努力を惜しまない従業員たち、そして非常に強い財務基盤 。 これらをもって、タブーラは長期的にお客様とパートナー様のために投資をしていくことにコミットいたします。

弊社が事業を行っている１８カ国の全てのパートナー様の皆様へ

私たちの目の前に広がる機会は無限大です。弊社チームと共に弊社のコアバリューを着実に実行し続けていくコミットメントに関して、私は今まで以上に強い自信を持っています。私たちはこれからも一丸となって、ジャーナリズムの世界のますますの発展への貢献、そして広告主様においてはウォールガーデンの外のオープンウェブの世界での１つの重要な選択肢をご提供するという貢献、という重要なミッションを昼夜問わず実行してまいります。

これは全くもって始まりでしかありません。

#BecauseWeRecommend 

いつでもどなたでも、私、adam.singolda@taboola.comにご連絡いただければ幸いです。